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CATE
Architectural design language categorization
​建築設計言語カテゴライズ・​建筑设计语言分类
Design proposal component " CATE "
設計提案の構成要素" CATE "
■ Primary categorization = Components of design proposal
It is necessary to organize the elements that make up a design proposal in order to conduct an objective and fair review of architectural design works. This arrangement is positioned as the first dimension categorization " CATE ". We classify the components necessary for building design proposals into 5 items from A to E. ​The purpose is to organize the architectural language according to various dimensions (characteristics).


■ 設計提案の構成要素" CATE " 建築設計作品の客観的で公平な審査を行う上で設計提案の構成する要素を整理する必要がある。この整理を設計提案の構成要素
" CATE " と位置付ける。建築設計提案していく上で必要な構成要素を" CATE-A "から" CATE-E "の5項目に分類する。客観的に建築言語の整理することを目的としている。

CATE - A​ 敷地

CATE - ​B​ 用途

CATE - ​C​ 形態

CATE - D​ 空間

CATE - E​ 人間

Multidimensionality of the constituent "CATE"
構成要素" CATE "の​多層性と多次元性
■ The component "CATE" is multi-dimensional. : We have categorized the components necessary for architectural design proposals into 5 items from "CATE-A" to "CATE-E", but in reality there are more detailed categorizations within this categorization. For example, among the elements of site "CATE-A"
Planning Site " CATE-A -1", Adjacent Relationship " CATE-A -2", Surrounding Building " CATE-A -3", Area " CATE-A -4", City " CATE-A -5" etc. It can be seen that there are various proposed elements, and other constituent elements are interposed in "CATE", and it is structured in a multidimensional manner. Also, this categorization differs depending on how it is embodied, and this is multi-layeredness intervening in the constituent elements. The hierarchy from " CATE-A -1" to " CATE-A -5" above is embodied under the theme of scale " CATE-A -a" for the site, and there are also environmental " CATE-A -b" There are various hierarchies such as ", regulation" CATE-A -c", structure "CATE-A -d". Considering these multi-layered and multi-dimensional properties, the proposed site scale categorization plan can be described as the environment "CATE-A-a-1". In other words, the language of the planned site can be converted to "architectural code" based on "CATE-A -a-1" and logical thinking, and can be diverted to various designs and evaluations.


■ 構成要素" CATE " には多次元で構成されている。建築設計提案していく上で必要な構成要素を" CATE-A "から" CATE-E "の5項目に分類したが、実際にはこのカテゴライズの中にさらに細かいカテゴライズが存在している。例えば敷地" CATE-A "の要素の中には
計画敷地" CATE-A -1"、隣接関係​" CATE-A
-2"、周辺建物​" CATE-A -3"、地域" CATE-A -4"、都市" CATE-A -5"など様々な提案要素がありその他の構成要素を" CATE "にも介在しており多次元的に構成されていることがわかる。また、どのように具体化させるかによってもこのカテゴライズは異なりこれが構成要素に介在する多層性である。上記の" CATE-A -1"から" CATE-A -5"の階層は敷地に対してスケール" CATE-A -a"をテーマに具体化されておりその他にも環境" CATE-A -b"や法規" CATE-A -c"、構造" CATE-A -d"など様々な階層が存在する。これらの多層性と多次元性を考慮すると敷地のスケールに関するカテゴライズの計画敷地に対する提案は環境" CATE-A -a-1"と表記することができる。つまり、計画敷地の言語は" CATE-A -a-1"と論理的な思考に基づき" 建築的コード" に変換可能であり様々なデザインや評価に転用が可能となる。
Construction order of architectural design elements
​第一次カテゴライズ建築設計要素の構成順序と評価
Architectural design components "CATE" are not thought and expressed in order from A to E, but the order differs depending on the designer's design process. This order is greatly influenced by the culture of the designer's country and the style of the university or design office. ​The symbolic order of categorization from A to E is determined by the World Standard, which is a general (statistically most probable) indicator of designers in the world. The process of thinking about architectural design and the process of expressing in making architectural design proposals may differ, and may change consciously or accidentally. Evaluation and sensibility for the construction order of the architectural design element "CATE" Characteristic and later "CHARA" are used when comparing objectively from average values such as global standards, regional standards, and by university, and when individuals arbitrarily decide the construction order of others. It's different when you look at it. The "CHARA" of evaluation and sensibility that is intervening here has two characteristics: "CHARA-a" with creative originality and "CHARA-b" that is the antonym of cooperative similarity. is. ​In an objective evaluation using global standard statistical data, if the classification is statistically highly probable, it is classified as cooperative similarity "CHARA-b", and if the probability is low, it is classified as creative uniqueness ( originality) "CHARA-a" But global statistical standards do not get the same recognition as all individual designers. When an individual arbitrarily sees the composition order of others, it is due to the statistical data and interest of the building, design work, and person's experience that the individual has touched so far. The WASA World Architecture Student Award adopts the World Standard and adopts an objective evaluation. Will it be possible to reproduce individual arbitrary evaluations in the future?

建築設計の構成要素" CATE "
 はAからEの順番で思考や表現させるわけではなく、設計者の設計プロセスによって順番は異なる。この順序は設計者の国の文化や大学や設計事務所のスタイルによって大きく影響されている。​AからEのカテゴライズの記号順は、世界における設計者の一般的な(統計上もっとも確率の高い)指標である世界標準(World Standard)によって決定している。建築設計を思考するプロセスと建築設計提案を行う上で表現するプロセスは異なる場合があり、意識的に変えている場合や偶発的に変わる場合もある。建築設計要素" CATE " の構成順序に対する評価や感性  Characteristic 以降 " CHARA " は、世界標準や地域標準、大学別などの平均値から客観的に比較する場合と個人が他者の構成順序を恣意的に見た場合で異なる。ここに介在している評価や感性の " CHARA "は、創造力のある独自性(オリジナリティ) " CHARA-a " とその対義である協調力のある類似性" CHARA-b " の二つの性質である。​世界標準の統計データを用いた客観的な評価では、統計的に確立の高い分類に当てはまる場合は協調力のある類似性" CHARA-b " 、確率の低い場合は創造力のある独自性(オリジナリティ) " CHARA-a " と一図けることができる。しかし世界的な統計基準がすべての設計者個人と同じ評価を得られるわけではない。個人が他者の構成順序を恣意的に見た場合、その個人が今まで触れてきた建築物や設計作品、人物の経験の統計データと興味がどれだけあるかに起因する。WASA世界建築学生賞では世界標準(World Standard)を採用して客観的な評価を採用している。今後、個々の恣意的な評価も再現することはできるであろうか。
世界標準において2番目に多い設計提案の思考順

> CATE A >

> CATE B >

> CATE C >

> CATE D >

> CATE E >

世界標準において2番目に多い設計提案の思考順

> CATE A >

> CATE B >

> CATE E >

> CATE D >

> CATE C >

まず、テーマとなる主題を決定する。主題の持たせ方は建築以外の社会問題や地域的課題、個人的経験から設定する場合と、計画敷地やプログラム、設計手法の可能性、形態の可能性、空間の可能性など建築的な設定をする場合がある。

​提案においては新たな可能性や機能性を提案しなければいけないため様々な思考の横断を行い提案をする必要がある。思考の横断は(6つの構成プロセス要素【A】【B】【C】【D】【E】【F】【F】)ごとに(着眼点)がある。

【A】少子高齢化空き家問題環境問題・エネルギ問題・健康促進・コミュニティ・コミュニケーション・ホームレス・高齢者・単身者・多世代・多国籍・障害者・健常者など・・・

【B】災害復興水害地域活性化限界集落・観光公害・都市の居場所再開開発・ニュータウン・ストック空き家空地・未利用地・廃材利用・ゴミの循環・森林資源・森林荒廃・インフラストラクチャー・街並みの継承・建築の継承・文化技術御継承・ノスタルジー・原風景・木造密集地域・敷地境界・塀・スラム・闇市など・・・

【C】モビリティ屋台的移動建築・仮設・可動建築・住環境・工業化住宅・生産住宅・・火葬場・納骨堂・礼拝堂など・・・

【D】スクラップ&ビルド・流転・更新手法増築と減築記憶と建築、メタファー、隠喩、直喩・コンポジション・入れ子・分散・放射状・求心状・加法・減法(不在)・二重格子・グリッドゾーニング・立体格子・動線・軸線・比例モデュ―ル・黄金比・モデュロールなど・・・

【E】床・柱・壁・天井・屋根・道・窓・カーテンウォール・スクリーン・ファサード・表層・傾いた床・スロープ・高床・ピロティ・アトリウム・ロッジア・ボリュームとボイド・シェルター・ドーム・.フォリー・メガストラクチャー・ラーメン構造・壁構造トラス構造・膜構造・チューブ構造・吊り床構造・シェル構造・スペースフレーム・有機的構造・骨格と筋肉・概念:ドミノシステム・近代建築の五原則・ラウムプラン・デステイル的構成・ロシア構成主義など・・・

【F1】【F2】光と影・明と暗・強と弱・深と浅・濃と淡・開と閉・外と内・実と虚・対流と通過・回遊・公的空間と私的空間・専有部と共用部・パブリックとプライベート・外部空間と内部空間・パーソナルな空間・諸室の空間・大空間・最小限空間・風と建築・音と建築・オノマトペ・五感的空間・身体的空間・シェア空間・概念:均質空間・ユニバーサルスペース・サヴドスペース・サヴァントスペース・など・・・

■白はよく建築設計の提案でも用いられる着眼点

■金は建築設計の提案において可能性のある着眼点

着眼点を横断する横断要素
着眼点を横断する横断要素 2

(6つの構成プロセス要素【A】【B】【C】【D】【E】【F】【F】)×(着眼点)で主題の決定やそれ以外の構成プロセス要素の解答ができる。しかし、ただ構成プロセス要素ごとに好きな着眼点を選択するわけではない。提案に論理的な全体性を持たせるため主題に用いたい横断要素(性質)を設けなければならない。またその横断要素と相性のよい着眼点(提案が強くなる状況の選択)を選択することが重要になる。この横断要素は複数用いることもでき、相性の良い悪いを考えより強い提案を思考してください。

【一面的な横断要素】均質性・不均質性・規則性・不規則性・反復性・多様性偶発性・猥雑性・・複雑性・匿名性・地域性バナキュラー・土着的・風土的・地勢的・・国際性・即物的・構築的・計画性・無計画性・非合理性・合理性システマチック・不効率性・効率性・非現実性・現実性・必然性・蓋然性・普遍性・特殊性・非日常性・日常性・自律性・他律性・近代性・現代性・機械工学的・自然発生的単位性・平面的・立体的・無限性・有限性・延展性・最大性・最小性・一体性

【多面的な横断要素】連続性・増幅性・減衰性・規律性・不動性・曖昧性・両義性反転性・混在性・暗示性主従関係性・横断性・交差性・重層性・重奏性・接点性・癒着性・乖離性対立性・二律背反性・中間性・媒介性・一望性・支配性・形態的・単位性

【表現的な横断要素】物語性・意匠性・メッセージ性・教条性・ユートピア・デストピア・記号性・オブジェ的・象徴性・原型的・対訳性・直訳性・変奏性・翻訳性・抽象性・具象性・破壊的・建設的

【感覚的な横断要素】五感性身体性・信仰性・崇拝性・距離感・緊張感・違和感・リズム感・躍動感・ライブ感・上昇感・浮遊感・威圧感・モノシリック

【参照的な横断要素】隠喩的・音楽的・力線的・限定的・無限定的・逆説的・工芸的・疑似的・表層的・器官性・分節性・急進的

■白はよく建築設計の提案でも用いられる着眼点

■金は建築設計の提案において可能性のある着眼点

■■新精密採点評価成績証明書ーversion13日本語.png
主観的評価と客観的評価の違い
主観的評価と客観的評価の違い

評価において主観的と客観的の2面性を持っており(6つの構成プロセス要素【A】【B】【C】【D】【E】【F1】【F2】)それぞれに適応される。建築設計の提案をするうえで両方の性質を理解し提案を行うことは必要不可欠である。

※当研究所は6つの構成プロセス要素【A】【B】【C】【D】【E】【F1】【F2】に加え、主観的評価を【1】主観的評価を【2】と表現する。EX,テーマの主観的評価=【RA】

【主観的評価(提案)】

社会性や公共性は独自(オリジナル)な提案をより実現性を高め説得力のある提案にするためには必要不可欠である。自分の提案を愛し過ぎて独りよがりにならないで常に客観的な評価をする自分を持つことが重要である。特に学部3年~大学院生の設計課題や修士研究の評価軸の基本となっており、分析や調査を通して論理的に構成したり、建築の言語や背景をもとに自分の提案を正当化していくことが重要である。

【客観的評価(提案)】

建築設計は近代的な古い手法や空間を見直し、現代の流暢や問題に対して現代的な新たな手法や空間を思考・研究することが目的になります。自分の価値観考えを表現する独自性や恣意性を作品に持たせることは必要不可欠であり、建築設計の一番の面白いところである。特に学部1年~3年の建築設計課題の評価軸の基本となっており、いかにオリジナリティや新規性を持たせるかが重要である。その他卒業設計やデザインコンペが重視する評価軸となっている。

■■新精密採点評価成績証明書ーversion13日本語.png
​テーマ・主題設定における評価基準
​テーマ・主題設定における評価基準

社会問題解決型の作品が代表的にあげられる。その設計提案の必要性や必然性を唱え、独自の提案を強化する。必要な統計やデータをもとにテーマが論理的かつ客観的に組み立てられているかがポイントである。80】提示したテーマが建築家の押し付けではなく求められる redundancy冗長性の高いもの。建築の言語を用いる時は、正確な意味や言語に内在する背景を理解していないとかえって逆効果である。プレゼンテーションは部分と全体をつなげる重要な役割を担っている。自分の提案が独自性(主題)を持ちながらも全体が論理的に構成されていることを表現する。

【A2】独自のテーマを設ける>>

コンセプトが表記されているか。【 10点 】

​■コンセプトの主題となる部分が明確になっているか。【 10点 】

​■コンセプト論理的に構築されているかどうか。【 10点 】

​■コンセプトで建築的な説明が表記されているかどうか。【 10点 】

​■効果や利点など建築提案の必要性が示されているか。【 10点 】

​■テーマのどのような点がオリジナルな提案なのか説明が表記されている。【 10点 】

■必要に応じて分析した統計やデータが記載され提案が強化されているかどうか。【 20点 】

​■誰のための提案なのか明確に説明できているかどうか【 10点 】

​■誰が主体となって進めるのか明確に説明できているかどうか【 10点 】

​★作品尉

★建築の更新の観点

更新手法が示されているか。普通の再開発の何が違うのか。

□誤ったデータや誤字脱字がないか【 -5点 】

□建築家以外でも通じる説明であるか【 -5点 】

※ ■加点項目 □原点項目

※100点満点、すべてを満たした場合を100点とする。

​別の評価項目と提案項目をみる
設計提案プロセスの 客観的評価
設計提案プロセスの 主観的評価
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